東金市立東小学校

実施日
2018年11月21日
学年
6年生
クラス・人数
117名

児童・生徒の感想

・吉岡さんが現場監督として、この東小学校の一部を作ってくれたことは、心に残りました。
・建物は、骨組みを建てたり電気をつけたりするのは大変だと思った。特に大変だと思ったのはエアコンで、天井の中にうめてあるものは、一度はがしてまた貼り直すのは手間がかかるし、とても大変な作業だと思いました。
・体育館を作るだけでも50人ぐらいの人が関わっているという言葉を聞いて、びっくりした。体育館を大切に使っていこうと思いました
・映像の中で出てきた現場監督の鈴木さんが言っていた「自分がやりたいと思ったら、そのことに努力を惜しまないでほしい」という言葉が印象に残りました。
・みんなの笑顔などが見れてうれしいのは、すごいと思ったし、自分が設置したり、作ったものがいっぱい使ってもらえるとうれしい気持ちがわかりました。

ゲスト講師

吉岡建設株式会社 代表取締役 吉岡 昭 氏

吉岡建設株式会社 工事部 越後谷 一 氏

一般社団法人 千葉県空調衛生工事業協会 常務理事 長谷川 哲由 氏

この度、昨年に引き続き千葉CCIの一環として東金市立東小学校に出張授業に参加させて頂きありがとうございました。本当に小学生の前で話をするのは難しいですね、しゃべるスピードもゆっくりし、解りやすい言葉で表現をしなければならないので。授業が終わってから子供たちに自分の話したことが理解してもらえたかな、とちょっと不安でした。
 現在、建設業は3Kと言われており、なかなか就労人口が増えず将来が大変危ぶまれております。建設業における新入社員の定着率も年々下がってきており大きな社会問題の一つになっております。そういう中で少しでも建設業への啓蒙活動をさせて頂けて大変光栄でした。
 昨年、今年と二度にわたり小学校に出張授業に参加させていただき感じたことですが、甚だ主観的な意見を申して恐縮ですが、出張授業を小学生ではなく中学生で行ったらもっと効果が得られるのではないかと思いますが。
 何はともあれ、これからも少子高齢化が進む中で一人でも多くの人に建設業の道に進んでいた
だければ幸いです。

2018年11月21日
吉 岡 建 設 株式会社
代表取締役 吉岡 昭



出張授業の講師を体験して
一般社団法人千葉県空調衛生工事業協会 
事務局 長谷川 哲由

東金市立東小学校 平成30年11月

おだやかな天候の中、里山や田んぼが周辺にあり、校舎も管理部門、教室部門、エネルギー部門など計画的に配置された鉄筋コンクリート造の東金市立東小学校で出張授業を行いました。
今回は体育館での出張授業となりました。6年生3クラス100名程度での合同授業です。すこし肌寒い中で生徒は座布団を持参し、体育館床に直接座っての授業となりました。
正面ステージ上の大きなスクリーンに建設業の紹介や質問が映し出されますが、暗幕が体育館のステージ側のみなので暗くならず、スクリーンの画像がはっきりとは見えません。また黒板などもないので、いつもより説明をわかりやすく話さなくてはと思いました。
建築関係の説明は吉岡建設さんが行いましたが、レーザー距離計など最新機器の実演は、生徒にとってわかりやすくおもしろいと思いました。製品の価格が昔と比べて驚くほど安く、最新テクノロジーが省力化に貢献していることを強調されてました。
空調関係での私の説明ですが、空調原理の話をしましたが、画面のみの説明では生徒さんにはわかりにくかったのではと感じました。エアコン室内機のモックアップ(実物そっくりのもの)でも作って、それを分解してみせることができれば理解が深まります。
まとめますと、①映像関係の条件を事前に十分把握する。②生徒さんが集中できる環境を整える。③関係者がリハーサルを行う。④授業時間が45分でなく60分とする。以上①~④のように改善すれば、さらに生徒さんと学校にとって実りある授業になるのではないでしょうか。一期一会で連続性がないので、無理かもしれませんが、リハーサルは開始前の時間でも簡単に行えます。