柏市立手賀西小学校

実施日
2016年01月20日
学年
4年生
クラス・人数
1クラス・38名

児童・生徒の感想

・建設業の人たちが震災で壊れたものも直していたのがびっくりした。自分たちのためにやってくれていているので、安全に生活できるのだと思う。

・命がけで仕事をしている人がいると思うとすごいと思った。

・今日の授業で、建設業の人がどれだけ大変なのか、この仕事はとても大切なことなのが分かりました。

ゲスト講師

入吉吉田工業(株)代表取締役 吉田 孝幸

CCI千葉主催の小学校高学年を対象とした、建設業の仕事の内容、またその魅力を教える事による建設業への理解と、将来職業を選択する時の 参考にという趣旨は、大変タイムリーな企画であると思いました。まず、今日社会一般では建設業に対して、どれほどの理解をしているのかを考えますと、理解度の低い業種と言えるのかと思います。大まかなイメージで、道路を造り、建物を造り、河川を作る業種と捉えられているのみではないでしょうか。 建設業の根本は、直接に国民の生命・財産を守り、産業の発展に寄与するところにあります。しかしながら、公共事業ということで、ここ数年来厳しい批判にさらされました。そこでは、建設業が存在する意義について、論じられることはないのです。 東北大震災時に於いては、地元の建設会社がいち早く人命救助に動き、また復旧のためのインフラの回復に大きな役割を果たしました。これは世界の人が驚嘆しているところです。ところが、一般の日本国民の人にはこの事実が十分には知られておりません。 今回の授業では新川の護岸工事をとりあげましたが、国の基幹産業に携わり環境にも貢献する事業として、電力・治水のためのダム建設を紹介することも面白いと思います。 技術的な面白さでいえば、国内のみならず世界にも目をむけて、最先端の技術であるドーバ海峡トンネルや、トルコのボスプラス海峡トンネルを小学生に知ってもらうなどの取組みも、夢のある建設業の将来には必要なことだと思いました。