柏市立田中小学校



- 実施日
- 2018年11月26日
- 学年
- 6年生
- クラス・人数
- 107名
児童・生徒の感想
・工事の管理・計画を一からつくるという現場監督の大切さ、そしてその苦労がとても心に残りました。
・建設業につとめている方々は、命をかけながら建物を作っているということがわかった。
・安全にとても気をつけている。「KY(危険予測)」という言葉が心に残りました。ベルトや蛍光直帰などを見て、いろんな対策をしていることがわかった。
・建設業といっても、その中でたくさんの分野があることに驚きました。設計図を見ながら指示をする人は頭を使うのと思うので、特にかっこいいと思いました。
・建設業の方々が、建築だけでなく、災害が発生したときにも活躍しているということ、そして警察や自衛隊よりも早く駆けつけ、対応していることがとても心に残った。
・電線の周りのビニールを取るときに、中の線が切れないことが印象に残った。
・電気の銅線をむく時、とても気持ちよさそうだなぁ、と思った。
・電気を流すために約30kmもの配線を張り巡らせると聞き、中を見てみたいと思いました。
・女性でも男性が多い現場で自信を持って仕事をしていたので、とてもかっこよかったです。
ゲスト講師

入吉吉田工業株式会社 代表取締役 吉田 孝幸 氏

会田電業株式会社 工事部グループ長 浅見 元男 氏
今回、柏市立田中小学校において建設業の体験学習に参加しました。
今回は、建築(学校)の新設工事をテーマとしての出張授業なので、私の専門は土木なので、さてどうしようかとの思いが
あったのですが、打ち合わせで「安全」をテーマにと決めました、このテーマならば建築・土木の隔たりがないので、授業もスムーズにまた児童に興味を持たせられることができると、出張事業に臨みました。
いつも、思うことですが、校長先生をはじめ教員の方々のご苦労がよく分かります、何と言っても千差万別の意識を持ち、完成途中の身体の子供たちを、カリキュラムに沿って教育をし、父兄を満足させるということは大変な事と今回も強く感じました。
さて、授業ですが、建築工事には色々な専門職業の人がいて、一つの物を創造していくということが、児童によく理解できたと思います。
さて、私の授業ですが建設現場における安全をテーマに、日々安全作業を考えながら作業をしている、そのために危険予知活動KYを行っている、特にリスクと事故が起きた場合の重篤度を掛け合わせたKY活動を行っていること、また、転落墜落で大きな災害を防ぐ安全帯も、今ハーネスト型の安全帯に移行していることを実物を見せながら話をしました。
建設業は建物とか道路をつくることだけだはなく、風雨・地震・河川の氾濫等の自然災害に対して緊急出動していることを、千葉県建設業協会で作成したパンフレットを使い説明しました。
また、駅構内に掲示したポスター3種類を、授業場所の体育館に掲示して将来の職業の選択肢にと話しました。
建設業が土木も建築も常に自分たちの最も身近にあり、欠くことが絶対にできない職業であるのに、児童にとっては遠い職業となっているのが現状ではないかと思います、まさに生命の根幹に近い職業と理解してもらえるような授業ができたらと感じる次第です。
入吉吉田工業(株)
代表取締役 社長 吉田孝幸