2019年12月25日

地域を守る建設業<災害協定>

建設業の主な仕事は、住宅・学校・病院等の建物や、道路・河川・港湾・上下水道等の公共土木工作物などを作ることですが、ひとたび台風、地震、洪水などの災害が発生すれば、「地域の守り手」として、いち早く活動をしています。

 

 

普段、公共工工事は、入札等の様々手続きをしてから行われていますが、大災害では、いろいろな場所で、同時に多くの被害が発生します。

 

 

そこで、災害が起きたときに、地域を守るためすばやく工事をすることができるように、役所と建設業者とで「災害協定」という取り決めを結んでいます。

 

 

 

災害が発生し、道路が壊れてしまったら、遠くにどんなに大きな建設企業があっても、現場に駆けつけることができません。

 

また、その土地のことも良く分かっていないと、「どこが危ない」、「どこを優先しなければいけない」といった判断も難しくなります。

 

だからこそ、それぞれの地域に、その地域をよく知っていて、地域の危険にすぐに立ち上がることができる、地域を守る「地元の建設業者」がいることがとても大切なのです。