鴨川市立田原小学校

実施日
2017年11月20日
学年
4年生
クラス・人数
13名

児童・生徒の感想

・鋼矢板は想像していたよりも長くてびっくりしました。

・建設業がないとぼくたちが安全に暮らせないことがわかりました。

・建設業は人だけではなく、環境などを考えてやっていることがわかりました。

ゲスト講師

株式会社吉野組 代表取締役    吉野 英男 氏

最初に驚いたのが印旛沼開削の祖・染谷源右衛門を子どもたちが学習していたことです。恥ずかしながら私は知りませんでした。千葉の偉人としては伊能忠敬ぐらいしか知りませんでした。子ども達より私の方が染谷源右衛門の偉業を勉強したくなりました。

また、堤防の決壊の実験動画の様子を興味深く観察し的確に原因箇所を判断していた子どもたちはすごかったです。
実際の現場写真で仮設(鋼矢板)部分の川の水位がわかりづらく、簡単な断面図があると子どもたちも仮設部分の大事さがわかりやすかったと思います。

かごマットについては最初の実験画像の印象で構造上の利点である背面水位が出やすいとの答えが多く出て環境の分野まで想像が出来なかった様でした。

全体を通じ生徒たちは興味をもって学習に取り組み自分の意見を発表でき、企業教育研究会の瀬尾さんの授業進行も大変上手でわかりやすく、子どもたちは建設業の仕事に興味をもっていただいたと思います。将来、授業を受けた子どもたちが1人でも多く建設業に携わっていただければ幸いと思います。

この取り組みを活用していただいた、田原小学校の井藤校長先生、担任の高橋先生に感謝し、この取り組みを実行している、NPO法人企業教育研究会のみなさん、CCIちば・建設不動産課の森さんや、白井さんに鴨川まで出張いただき、地区の子どもたちにこのような勉強の場を作っていただき、感謝申し上げます。