2011年1月31日

メールマガジン「CCIちば」 No.66

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2011年1月31日
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◆◆◆     メールマガジン「CCIちば」 No.66       ◆◆◆
千葉県魅力ある建設事業推進協議会
連絡先  TEL 043-223-3110
(事務局:千葉県建設・不動産業課内)
CCIちばURL http://www.ccichiba.jp/

CCIちば(千葉県魅力ある建設事業推進協議会)は、県内の建設業関係団体を
中心に産官学の連携により、活力と魅力ある建設業の実現に向けて活動しています。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 目 次 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

≪CCIちばからのお知らせ≫
◆建設業イメージアップ事業について
◆建設業活性化のための支援について~後継者育成のための取組み~
◆建設業ビジネスモデル活動紹介コーナー【第2回】
「暗渠を活かした緑と木の歩行者空間づくり」
「地域の空きストックのリノベーションを通したビジネスモデルの提案」

≪建設不動産業課 建設業・契約室だより≫
◆債権譲渡(地域建設業経営強化融資制度等)について
◆「ちば電子調達システム」説明会開催について
◆経営事項審査について

≪他の行政機関等からのお知らせ≫
◆入札契約適正化法に基づく実施状況調査の結果について
◆「建設企業の連携によるフロンティア事業」の公募について
◆建設業新分野進出セミナーについて
◆コンクリートセミナー300回記念 達人が伝える次代へのメッセージ
◆土木系学生向けフリーペーパー「Pilastro」
◆第23回千葉県建築学生賞

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★☆   建築業のイメージアップを図る事業をPRしませんか?   ☆★
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CCIちばでは、あなたの企業、団体が行ったイメージアップを図る事業の情報を
募集しています。
いただいた情報は、メールマガジンで皆様にお知らせするとともに、CCIちば
ホームページに掲載することを予定しております。

掲載希望がありましたら、お気軽に上記連絡先へお問い合わせください

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■■■■■■■■■■   CCIちばからのお知らせ   ■■■■■■■■■■
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■ 建設業イメージアップ事業について ■
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CCIちばでは、建設業への理解を図るため、各団体が地域で実施する社会貢献
活動等を、建設業イメージアップ事業として支援しています。

去る平成23年1月4日、(社)千葉県造園緑化工事業協会では、造園専門業として樹木
・景観の知識や人材の活用を図りつつ、社会貢献活動として九十九里浜の海岸林の
復元活動を行うため、千葉県と「法人の森」における活動の協定を締結しました。
来たる2月4日には、活動の一環としてCCIちばイメージアップ事業と連携し、
林内整理を行うこととしています。
当日の活動状況については、次号及びホームページで紹介する予定です。

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■ 建設業活性化のための支援について~後継者育成のための取組み~ ■
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県内工業高校と建設業者との交流会について、下記のとおりご紹介します。

1月21日 15時30分~ 市川工業高校 1.出前講座 2.意見交換会

市川工業高校では従来から積極的に県内企業との交流を進めており、当日は、
「機械科」「電気科」「建築科」「インテリア科」の各科に関連する企業(県内
8社)から生徒への説明(講話)、企業と教員との科別意見交換会及び交流会が
実施されました。
CCIちば後継者育成検討委員会の主催とは異なる自主的な会として開催された
事業ですが、CCIちば事務局もオブザーバーとして会に出席し、検討委員会の
後継者育成事業について紹介をしました。

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■建設業ビジネスモデル活動紹介コーナー【第2回】■
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ここでは、平成22年度建設業ビジネスモデル・コンペに採択されたグループの
活動状況を追跡レポートします。
今回は、千葉大学大学院の2グループの活動を紹介します。
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【テーマ】「暗渠を活かした緑と木の歩行者空間づくり」

【提案者】千葉大学大学院 工学研究科 建築・都市科学専攻
代表者名 車谷 平太、玉川 透、他2名

【提案の概要】
開かない暗渠を、木と緑の歩道空間として再整備する。
1.かつて水路だった暗渠を、魅力ある歩道空間として整備する。
2.一部を社会実験として実施する。
3.まちづくりに人々の関心を抱かせ、以前から構想としてある、
ブロック堀から木と緑の道に街を生まれ変わることを促す。
4.暗渠の整備とブロック塀の改修による事業創出

【活動状況】
本提案では、地域住民が暗渠(かつての水系ネットワーク)を地域アイデン
ティティとして認識することに重点を置き、暗渠の一部を展示空間化するとい
う社会実験を試みています。
暗渠の補修という観点では事業の創出に結び付きやすいかもしれませんが、
地元住民の意識を暗渠に向けるのは難しくなってきます。そこで、地元の2団体
とそれぞれ月一回のペースで定例会を行い、暗渠の補修と地域との密着性につい
て、また今後の暗渠空間整備への展望を探ってきました。
空間展示の実現に向けて、まず模型を作成し、現地測量を実施しました。実
測値を現地の拡大地図に書き込んでいくのですが、暗渠に敷き詰められている
蓋の幅も一枚一枚バラバラで、完成させるのにも苦労がありました。
現地で活動していると、たまに地元の方から声をかけられますが、事業の説
明をすると、割と皆さん好印象で「頑張ってね」と声をかけていただいたこと
もありました。今後は測量結果をもとに必要な材料をそろえ、展示に向けて部
材をそろえていきます。
この活動を通して、暗渠の活用を地元住民の間で盛り上げていくことができ
れば、暗渠や補修やブロック塀の改修による事業創出にもつなげていけ、また、
毎月参加している定例会には地元建設業者も参加しているので、持続的な建設
需要や地域住民との信頼性にもつなげていけるのではないかと考えています。
この空間展示は、平成23年3月19日に開催予定の「てらのまち回遊展」の回遊
コースの一部で行われます。開催の案内を後日ホームページで掲載しますので、
興味のある方は是非見学にいらしてください。

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【テーマ】「地域の空きストックのリノベーションを通したビジネスモデルの提案」

【提案者】千葉大学大学院 工学研究科 建築・都市科学専攻
代表者名 日置 健人、他4名

【提案の概要】
老朽化した木造住宅は収益が得にくいため、駐車場に転用するケースが多く、
これでは新たな建設需要を生み出すことはできない。 そこで本計画では大学近
くの空家となった駅前商店を学生用シェアハウスとして再生し、 大学・NPOが協
力し、運営・管理を行うビジネスモデルを提案する。
この計画を通し地域の空きストックの活用方法を探ると共に、 大学・学生・地
域が相互に連携し地域問題の解決に取り組んでいく仕組みづくりを目指す

【活動状況】
本提案は、「建物を壊さずに別の用途で活かしていきたい」、「地域交流の拠
点にしてほしい」というオーナーの要望をきっかけとして、大学生、または留学
生を利用対象者としたシェアハウスの改修に取り組んだものです。
しかし、準備を進める中で、高額な廃棄物処理費用が別途かかることや家屋に
白アリの被害が及んでいることが判明し、雨漏りの修繕や線路が近いことによる
防音対策を含めると当初の予定の倍以上の経費がかかる見込みとなってしまいま
した。
採択グループでは費用を抑えるためプランを練り直し、改修後の収益についても
検討を重ねたのですが、事業地周辺の家賃相場から見て投資費用の回収にかかる
リスクが高いとオーナー側が判断。残念ながら、今回は駐車場への転用が決定し
ました。
同グループでは、今回の経過を踏まえ、どうしたら建設事業の創出につながる
ビジネスモデルを構築していけるか、他事例の検証、考察により提案事業地での
実現性を探っています。古い家屋を利用したシェアハウスの事例は都心部を中心
に多くあるのですが、家賃相場の低い地方では今回のように収益性が低いことが
ネックとなっており、事例を探すのもなかなか大変なようです。
また、今回は依頼を受けて取り組んだ事業であったため、開始当初に実現性を
見極められていなかったことも事業実現に至らなかった要因であったと思われま
す。建設事業として実現性を持たせていくためにも、事前にある程度実現性を判
断できるよう条件を整理しておくことが必要ではないでしょうか。今後の研究に
期待したいと思います。

上記2団体の活動の様子を以下に掲載しています。ぜひご覧ください。
http://www.ccichiba.jp/2010/competition_201012_0124.html

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■建設不動産業課 建設業・契約室だより■
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◆債権譲渡(地域建設業経営強化融資制度等)について

千葉県では、建設業者の金融の円滑化を推進することを目的として、国の2つ
の融資制度(「地域建設業経営強化融資制度」「下請セーフティネット債務保証
事業」)を採用し、要領(様式を含む)を定めています。
このたび、制度の一部改正に伴い、県の要領(様式等)の一部見直しをいたし
ましたので、お知らせします。

詳細は以下のページをご覧ください
http://www.pref.chiba.lg.jp/kenfudou/jigyousha/kensetsu/saikenjouto.html

※国の制度及び改正の概要については、メールマガジンNo65でご案内しています
資金繰り・債権保全に関する相談等については、以下のページをご覧ください

(国土交通省総合政策局のページ)
http://www.mlit.go.jp/common/000030025.pdf

◆「ちば電子調達システム」説明会開催について

千葉県で現在利用している「千葉県電子調達システム」が、平成23年4月から
「ちば市町村共同利用電子調達システム」と統合され、新たに「ちば電子調達
システム」として運用を開始する予定です。
運用開始に先立ち、「ちば電子調達システム」の説明会を県内各地で開催して
おりますので、お知らせいたします。

詳細は以下のページをご覧ください
http://www.e-chiba.org/chiba-chotatsu/infomation.html

◆経営事項審査について

審査基準の改正に伴い、3月中の千葉県知事許可業者の経営事項審査を中止
することとなりました。
つきましては、当初の審査指定日が3~4月となっていた方にはあらためて
4~5月に指定日を設定し、審査指定日変更通知を送付したところです。
なお、4月以降の申請については、改正後の審査基準・申請様式にて行う
こととなりますので、ご注意願います。

※「ちば電子調達システム」説明会の中で、経営事項審査の審査基準の
改正点についての説明を実施しております。

詳細は以下のページをご覧ください
http://www.pref.chiba.lg.jp/kenfudou/nyuu-kei/kensetsukouji/
keieijikou/chiji/index.html

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■■■■■■■■■■  他の行政機関等からのお知らせ  ■■■■■■■■■■
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■入札契約適正化法に基づく実施状況調査の結果について■
≪国土交通省≫
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平成22年度の調査結果を取りまとめるとともに、入札契約適正化法の対象である、
国、特殊法人等及び地方公共団体を対象に、実施状況及び今後の取組方針を個別
公表しましたのでお知らせいたします。

詳細は以下のページをご覧ください
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo13_hh_000098.html

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■「建設企業の連携によるフロンティア事業」の公募について■
≪国土交通省≫
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国土交通省では、建設企業が、連携の強化を図り、技能者等を新規に雇用すること
により、維持管理、エコ建築、耐震、リフォーム等の成長が見込まれる市場の開拓
を図る事業を支援する「建設企業の連携によるフロンティア事業」を実施します。

1.助成対象者(応募主体)
少なくとも2以上の建設企業の連携体で、2.予定する事業期間の過半を超える
期間において、新たに技能者、技術者、若年者その他の事業実施に必要となる者
を1名以上雇用し、事業期間終了後も継続して雇用する見込みがあること。

2.助成額
定額(上限は1,000万円)

3.事業公募期間
平成23年2月15日(火)~2月28日(月)(※当日必着)

詳細は以下のページをご覧ください
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo14_hh_000180.html

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■建設業新分野進出セミナーについて■
≪国土交通省関東地方整備局≫
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国土交通省関東地方整備局では、(独)中小企業整備基盤機構との共催で、下記の
とおり「建設業新分野進出セミナー」を開催しますので、お知らせいたします。

■日時 平成23年2月18日(金)13:30~16:20

■会場 (独)中小企業基盤整備機構2階2A・B会議室
(東京都港区虎ノ門3-5-1虎ノ門37森ビル)

■対象 建設企業の経営に携わる方 入場無料 定員50名

■主催 (独)中小企業基盤整備機構関東支部
国土交通省関東地方整備局関東地方建設産業再生協議会

■講演(1)食品流通業界の現状と販路開拓のポイント
講師/ 独立行政法人中小企業基盤整備機構新事業支援部プロジェクト
マネージャー、社団法人新日本スーパーマーケット協会プラン
ニング・マネージャー  籾山朋輝氏
(2)建設企業の連携によるフロンティア事業の紹介
講師/ 国土交通省関東地方整備局建政部建設産業第一課経営支援係長
山本伸爾
(3)経営支援メニューの紹介
講師/ 独立行政法人中小企業基盤整備機構関東支部 荒川輝雅

■申込締切 平成23年2月7日(月)

申込方法、詳細は以下のページをご覧ください。
http://www.ktr.mlit.go.jp/city_park/news/city_park_news00000005.html

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■コンクリートセミナー300回記念
達人が伝える次代へのメッセージ■
≪(社)日本土木工業協会≫
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持続可能な発展が望まれるいま、その道案内としてわが国コンクリート技術の
達人たちを土木・建築の各分野からお招きし、これからの社会資本整備を進める
にあたり、次代を担う技術者たちに伝えておきたいメッセージを披露していただ
きます。

■期 日:
平成23年3月8日(火) 9:50~17:10

■定員 150名

■受講料 1名当たり 10,000円(テキスト代を含みます)

■場 所:
ヤクルトホール
〒105-8660 東京都港区新橋1-1-19

詳細は以下のPDFファイルをご覧ください
http://www.dokokyo.or.jp/topics/20110107_konkuri.pdf

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■土木系学生向けフリーペーパー「Pilastro」■
≪(社)日本土木工業協会≫
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土木を専攻する学生の皆さんに土木事業やゼネコンの仕事内容を理解していただく
ため、毎年10回(3月と8月を除く毎月)発行しているフリーペーパーです。

詳細は以下のページをご覧ください
http://www.dokokyo.or.jp/jce_info/pub_07.html

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■第23回千葉県建築学生賞■
≪千葉県学生賞協議会≫
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この賞は、県内に建築系学科を有する大学各位と意見交換を行い、同時に優秀な
卒業作品を表彰し、学生諸君にエールを贈る活動を通して、建築設計業界が社会に
貢献するための下地づくりを目的としています。

■作品展示期間:
平成23年3月11日(金)~ 3月13日(日)
9:30~19:00(最終日のみ17:00まで)

■場 所:
Qiball(きぼーる) 1階アトリウム広場

詳細は以下のPDFファイルをご覧ください
http://www.chibagakuseisyou.com/pdf/poster_b.pdf