2005年8月10日

メールマガジン「CCIちば」 No.28

平成17年度の民間(大企業)設備投資計画の伸び率(対前年度実績)が、バブル
最盛時に匹敵する勢いのようです。
高校野球の熱い歓声も、景気回復への応援歌と聞けば頼もしい限りです。
帰ってきた古豪県立銚子商業高等学校の健闘をお祈りします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2005年8月10日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆◆     メールマガジン「CCIちば」 No.28        ◆◆◆
千葉県魅力ある建設事業推進協議会
連絡先  TEL 043-223-3110
CCIちばURL http://www.ccichiba.jp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■頑張って風を捕らえています■(平成16年度採択建設業ビジネスモデル)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【CCIちば風力発電研究会】

~湾岸沿岸域を活用した風力発電の導入普及による建設需要の創出と
地球温暖化防止対策(日本大学G提案)~

地球規模での温暖化防止の枠組みは、気候変動枠組条約(1992年)と、この締
約国による国際会議(COP)での議定書で決定されています。
1997年12月に京都で開催された第3回締約国会議(COP3)で、徹夜の交
渉の末、合意されたものが京都議定書と呼ばれる画期的な国際的合意書です。

京都議定書は本年2月に発効しました。
京都議定書では、二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)等、6つ
の温室効果ガスの排出を先進国全体で、2008年から2012年の間に、1990
年(基準年)の排出量から少なくとも5%を削減する目標が定められました。
日本は6%、アメリカは7%、EUは(加盟15ヶ国全体で)8%の削減目標とされ
ています。

温室効果ガスの排出は大半が産業活動に起因しています。とりわけ二酸化炭素の排
出はエネルギー需要に左右される面が大きく、徹底した省エネやエネルギー転換な
どが期待されています。政府はこうした自然エネルギー利用などを促進するため、
補助事業による経済的支援などを推進しています。

【CCIちば風力発電研究会】
平成16年度の建設業ビジネスモデルとして日本大学グループからの提案を受けて、
平成17年3月に(社)千葉県電業協会の支援を受けて誕生したのが「CCIちば
風力発電研究会」(代表:濱名敏功 同協会理事<技術資材委員長>)です。

当研究会は、本年度のCCIちば建設業ビジネスモデル事業化補助金の交付を受け、
研究活動としては、昨年度の保田漁港に続き、2か所目となる千倉漁港での風力測
定調査に着手しています。

当研究会の取り組みの特徴は、これまでの風力発電事業が電力会社への売電を目的
としていたことと異なり、自家発電施設としての風力導入を主眼としているビジネ
スモデルであることです。

これには風力発電機の設置場所と電力需要施設の一体化が求められ、地域密着型の
プロジェクトとして運用される必要があります。
これが、今回、地域に根ざした企業体として電業協会の協力が得られた理由でも
あります。
現在観測中の千倉漁港への風速計設置に当たっては、電業協会会員の高所作業車の
支援を得るなどの支援をいただいたところです。

千倉漁港における設置可能性調査の判断は、最低でもほぼ半年のデータ収集が必要
であり、本年末の調査結果が待たれます。
昨年度の日本大学学生グループによる事前調査では、周辺観測データからの予測値
ではあるものの、千倉漁港エリアの立地が有望なことが報告されています。

今後、観測データの収集分析を続けることと併行して、地域密着型の風力発電事業
としての事業実施の枠組みについて検討していくこととしています。

<照会先>
本稿についての照会は下記にお願いします。
各団体への直接のお問い合わせは御遠慮ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■親と子のふれあいツアー2005 実施報告■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
8月5日、予定時間を少し過ぎた9時40分、炎天下の中17組37人の親子を乗せたバスが
出発しました。バスガイドさんの楽しいお話を聞きながら、最初に向かったのは
中央連絡自動車道建設現場です。インフォメーションセンターでお話と説明を聞き、
ヘルメットをかぶって重機の試乗体験をさせていただきました。
ブルドーザーやタイヤローラー、バックフォーなど現場の方の指導のもと、実際に
運転席に座り操縦させてもらいました。初めての体験に、男の子も女の子もとても
楽しそうでした。その後真里谷第4トンネル工事を見学し、昼食を挟んで午後は
東京湾アクアラインに行きました。
バスが橋を渡り始めたら、広大な海が見えみんな窓の外に釘付けになっていました。
アクアラインでは紹介ビデオを大型スクリーンで鑑賞した後、床版下空間を利用した
防災システムを見学しました。道路の下に設置された避難経路を、実際に歩いて体験
しました。普段は絶対に立ち入れない場所なので、親も子も熱心に説明を聞きながら
たくさん写真を撮っていました。
夏休みのいい経験と自由研究の課題が出来たと、子どもたちはたいへん喜んでいました。

http://www.ccichiba.jp/bus.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■CCIちば建設フェア2005 開催日程決まる■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
平成17年度のCCIちば建設フェア2005の開催日程が、下記のとおり決定し
ました。
建設業団体等による運営会議において企画検討をすすめ、県内建設業の力強い発展
に向けたフェアとなるよう頑張ってまいります。
今後、開催に向けて逐次、詳細を掲載していきます。

1 開催日  平成17年11月16日(水)
2 会 場  千葉県教育会館 大ホール

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■建設不動産業課 建設業・契約室だより■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<建設工事に関する紛争相談について>
県では建設工事の請負契約に関する紛争相談の窓口として千葉県建設工事紛争相談
所を開設しています。
1 相談内容等
建設工事の請負契約に関する紛争の法律及び技術上の助言及び指導等を行って
います。
2 相談員  弁護士及び建築士
3 相談日等
・弁護士及び建築士による相談 第1、第3火曜日の午後
・建築士のみによる相談 第2、第4火曜日の午後
*(1回30分以内で面談により行います。なお事前の予約が必要です。)
4 費 用  無 料
5 場 所  県庁中庁舎5階 建設工事紛争相談室

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■アンケート協力へのお願い(予告)■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
CCIちば事業計画のうち、イメージアッププロモーションDVDの作成につきまして
現場の声を反映させたいということから、建設関連事業者向けにアンケートを
実施することになりました。つきましては、近く、本メールマガジンを利用して、
その方法をお知らせいたします。ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。